気になる前歯だけを
治したい
部分矯正とは一般的な矯正治療とは異なり奥歯の噛み合わせを変えずに主に見える前歯の部分だけを対象にした治療方法です。
当院では、インビザラインGoというマウスピース矯正と従来のワイヤー矯正を行っております。
インビザラインGo
「インビザラインGo」は、歯科治療用の透明なマウスピースを使用した方法で歯並びを矯正する治療方法です。
通常のワイヤーを使った従来の矯正治療とは異なり、透明なマウスピースを装着することで目立ちにくいなどの特徴があります。
インビザラインGoの
メリットとデメリット
メリット
-
1.治療中でも目立ちにくい
インビザラインGoは透明なマウスピースを使用するため、従来のワイヤーを使った矯正治療と比較して目立ちにくいです。これにより、治療中も自然な笑顔を保つことができます。
-
2.装着時の痛み・不快感が少ない
段階的に歯を動かしながら矯正するので、痛みが少ないことが特徴の一つです。
また、マウスピースは患者様の歯にフィットするようにカスタムメイドされています。歯と歯茎が接する部分もトリミングされていて、より快適に過ごせるようにデザインされています。
また、従来のワイヤーと比較して口内の傷つきや痛みが少ないとされています。 -
3.取り外しが可能
インビザラインGoのマウスピースは取り外しが可能で、食事や歯磨きの際に外すことができます。これにより、普段の生活における制限が少なく、お口の中を清潔に保つことができます。
またマウスピース自体も洗浄できるので清潔に過ごすことができます。 -
4.比較的短い治療期間
インビザラインGoは、前歯の部分矯正を対象としているため、矯正期間は20ステージ(1ステージ:1〜2週間程度)以内で比較的短期間で治療が進みます。
デメリット
-
1.価格
インビザラインGoの治療費用は、保険適用外の為高額となります。
しかしながら全額治療と比べると費用を抑えることができます。 -
2.効果の限界
重度の歯並びの問題や顎の骨格異常など、一部の症例にはインビザラインGoが適さない場合があります。
従来の矯正治療に比べて、ある程度の症例に限定されることがあります。 -
3.継続性の必要性
インビザラインGoの効果を得るためには、マウスピースを毎日着用し、定期的に交換する必要があります。
継続的な装着が求められるため、患者様の協力と責任が必要です。
インビザラインGoの
治療の流れ
-
1
初回相談
-
・iTeroと呼ばれるスキャナーにて 口腔内を撮影し、治療後のシュミレーションを ご説明します。
・相談後、治療をご希望の場合は、精密検査へ
-
-
10~14日後2
精密検査の結果説明・治療契約
-
・治療ゴールの確認
・治療期間の確認
・注意事項のご説明とご契約
-
-
②から14日後以降3
治療開始
-
・必要に応じてアタッチメント*/IPR*の実施
*アタッチメント・・・歯の表面に付ける突起物のことです。 *IPR・・・歯と歯の間に必要な隙間を作る為、歯間隣接面を削ることです。・アライナーのお渡し
・使用方法のご説明
-
-
治療開始後4
患者様のご自宅にて、1~2週間に一度アライナーの交換
-
*交換のタイミングについては、歯科医師の指示に従ってください。
-
-
定期的に5
モニタリング
-
クリニックにて、アライナーの適合を確認
-
-
アライナー治療終了後6
保定
-
・保定装置(マウスピース)の装着
・歯並びの後戻りを防ぐ
*保定装置の種類・価格については、歯科医師にご確認をお願いします。
-
標準的なマウスピースの
使用方法
-
装着時間
20~22時間/1 日 -
アライナーの交換タイミング
1~2週間 -
就寝前に
次のアライナーを装着
*歯科医師の指示に従ってください。
*紛失時や破損時に備えて、一つ前のアライナーは保管しておく。
-
アライナーの着け方
・歯で噛んで入れない
・前歯→奥歯の順番で指ではめる
・より適合を良くするために、 必ずアライナーチューイーを全体的に噛む
-
アライナーの外し方
・奥歯の口蓋側・舌側→前歯の順番で外す
*前歯から外すと破損に繋がる可能性があります -
お食事・お飲み物
・お食事の時は取り外す
・甘味/酸性/着色のある飲み物は避ける
・虫歯を防ぐため、飲食後、装着前は歯を磨く
-
アライナーの洗浄方法
・水かぬるま湯で歯ブラシを使用して洗う
・熱湯につけない
・専用の洗浄剤*を使用する
*担当医にご確認ください -
破損時・紛失時
・紛失時や破損時に備えて、一つ前の アライナーは保管しておく
・破損時・紛失時は、一つ前の アライナーを装着し、早めに クリニックに連絡する
-
追加アライナー
・細部を調整する為などに、 追加アライナーが必要な場合がある
・また、歯科医師により 指示された時間の装着が できなかった場合等に、 必要になることがある
ワイヤー部分矯正
- ・矯正器具の取り外しがいらない
- ・歯を動かせる範囲が広い
- ・効果的に歯を動かせる
- ・矯正器具が目立つ
- ・食事がしにくい
- ・違和感が出やすい
歯並びに合わせた適切な治療方法をご提案します。
注意事項
- ※歯の重なりが重度である場合など、治療できない場合があります。
- ※奥歯の噛み合わせは変わりません。
スペースを作るために抜歯をしたり、歯が悪くならない範囲で削ることがあります。 - ※治療期間は歯並びの状態などにより変化します。